当科としての卒後臨床教育の考え
当科では世界の腎臓病学/内分泌内科学の発展に貢献できるようなnephrologist/endocrinologistの養成に力を入れています。この過程において、まずは優れた臨床能力を身に着けるべきであると考えています。そこで入局者には十分な一般内科および腎/内分泌専門の臨床研修を受けて頂くことを希望しており、また、これが達成出来るような環境を整えています。
内科専門研修は東大病院や関係する施設の内科専門研修プログラムに所属して行います。このうち東大病院内科専門研修プログラムに所属する場合にも大学病院だけではなく複数施設での研修となります。この専門研修中に腎臓内科あるいは内分泌代謝内科、および一般内科の臨床経験を十分に積み、患者さんの病態について正しくアセスメントを行い、治療方針を立てられるようになることを目標とします。
さらに大学院進学後も1年以内の臨床業務があります。この中では腎/内分泌専門の臨床および研修医教育に携わり、また、各科からのコンサルト依頼に対応することで幅広い知識が身につきます。
外部病院を含めたこの3年間以上の臨床研修により、各専門医に求められるすべての領域(*)における深い知識と経験を得ることが出来ます。
(*)腎専門医においては、体液電解質管理、腎炎・ネフローゼ、急性・慢性腎不全、透析(血液・腹膜)、移植、アクセス外科、内分泌専門医においては、糖尿病・脂質代謝も含めた全身の内分泌臓器(視床下部下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵内分泌、副腎、性腺)の疾患
このような研修を行うことにより、将来のキャリアパスに必要不可欠と思われる各種専門医(腎臓専門医・透析専門医、あるいは内分泌専門医・糖尿病専門医)の取得への対応が可能になっており、また、当科としても全ての医局員に出来るだけ早期の取得を指導しています。
当科における卒後教育の例
内科専攻医が診療に従事する主な施設
【腎臓内科】(東京都)東大病院・虎の門病院・国立国際医療センター・日本赤十字社医療センター・三井記念病院・NTT東日本関東病院・JCHO東京新宿メディカルセンター・JCHO東京山手メディカルセンター・東京逓信病院(神奈川県)湘南鎌倉総合病院・関東労災病院・虎の門病院分院・聖マリアンナ医科大学病院(千葉県)船橋市立医療センター(静岡県)焼津市立総合病院(栃木県)自治医科大学附属病院
【内分泌内科】(東京都)東大病院・虎の門病院・国立国際医療センター・三井記念病院(神奈川県)横浜労災病院・聖マリアンナ医科大学病院(千葉県)帝京千葉医療センター
内科専門研修を希望する方へ
東大病院内科専門研修プログラムに所属する場合には当科に入局していただきます。また、入局後にご希望によっては東大病院内科専門研修プログラム以外のプログラムに所属することもあります。入局の可否は書類選考・教授面接の結果で決まります。
関連病院選定の際にはそれまでの研修内容やご希望を考慮致しますが、関連病院の採用試験・面接は早いところで8月末頃から始まりますので、なるべく早期に決めていくことをお勧めいたします。なお、採用可能人数にも限りがありますので、希望者多数の場合はやむなく入局をお断りする場合もあり得ることをご了承ください。
面談・見学は随時受け付けておりますので、臨床研修担当(腎臓:西、内分泌:竹内)まで腎臓または内分泌(双方も可)を明記したうえでご連絡をお願いします。
また、例年7月に開催される東大病院全体の研修説明会(東大病院まるごと探訪フェスティバル)へのご参加もお勧めいたします。