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東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科

〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1

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内分泌・疾患解析制御研究 g03_endocrinology

       

責任者

槙田 紀子(Noriko Makita)

メンバー

スタッフ

槙田 紀子
佐藤 潤一郎
竹内 牧

出向(厚労省)

間中 勝則

ポスドク

三谷 康二

大学院生

竹村 友秀
堀越 博文
田口 真帆

顧問

飯利 太朗

研究内容

「まれな内分泌疾患から普遍的なコンセプトへ」

 

臨床では内分泌全般を担当しています。

 

臨床の教室でこそ可能となる臨床研究や症例報告について、Physician Scientistsを目差して力をいれております。

(Endocr J. 53:311-6, 2006; Thyroid 20:323-6, 2010; Endocr J. 57:485-92, 2010; Thyroid 21:1157-8, 2011; Thyroid 23:151-9, 2013; Endocr J. 61:303-9, 2014; Diabetol Int. 7:95-99, 2015; Science et Sports. 5: 370-374, 2018; Clin Endocrinol(Oxf). 91(1):195-200, 2019; Endocr J. 66:547-554, 2019; Endocr. J. 66:683-689, 2019; Endocr J. 66:581-586, 2019; Endocr J. 67:645-654, 2020; Handb clin Neurol.181:137-147,2021; Scientific Rep.11(1):1167,2021; J Clin Endocrinol Metab. 107: 3045-3054, 2022; BMC Endocr Disord. 2023 Jun 5;23(1):128, 2023; JCEM case reports 1(3) luad078, 2023; Endocr J. in press.)

 

 

研究では、内分泌疾患からcommon diseaseまでの多くの疾患に関係するシグナルの解析、制御、スクリーニングを行っています。

 

(1)まれな内分泌疾患からその歴史が始まった、Gタンパク質病の発見と解析を行ってきました。 (Nature 371:164-168,1994; PNAS 94:5656-5661, 1997; New Engl. J. Med. 340:1012-1020, 1999; PNAS 104:17424-17429, 2007)

 

(2)得られた知見に基づいて、レセプター・Gタンパク質を介するきわめて多様なシグナル系において進化上保存された普遍的な分子メカニズムを解明してきました。 (Nature 394:35-38, 1998; Nature Genet. 18:8-10, 1998; PNAS 98:6150-6155, 2001)

 

(3)現在は、これらを応用して、疾患シグナルの制御・新しい調節機構の解明をめざす新たな次元に入っています。(PNAS 96:499-504, 1999; Nature Cell Biol. 6:499-506, 2004; AfCS Nature doi:10.1038/mp.a000275.01, 2006; PNAS 104:5443-5448, 2007; Invited talks on GPCRs: Gordon Research Conference 2007, Keystone Symposia 2008; AfCS Nature doi:10.1038/mp.a004000.01, 2008; JBC 287:2099-2106, 2012; JBC 287:38705-15, 2012; Circ Res. 112:327-34, 2013, Endocr J. 61:303-9, 2014;Endocr J. 30;63(6):507-14,2014; JBC 291:22460-22471, 2016 JCI Insight. pii: 126449, 2019. Horm. Vitam. 113:79-99, 2020)JCI Insight. 7: e156742, 2022)

 

 

「透きとおるほどベーシックな研究であるからこそ、すでに解決済み、あるいは解決不可能と考えられている大きな臨床的課題に真正面から挑戦できる」

 

研究を志向する方はもちろん、本当に深い科学的思考を基盤とする臨床をめざす方など、高い志を持つ方の参加を期待します。

キーワード

Gタンパク質(G蛋白質)、レセプター、common disease、内分泌、糖尿病、高血圧、心肥大・心不全、臓器障害・保護、疾患シグナル制御、G蛋白質病、インバースアゴニスト、GPCR、機能選択性、functional selectivity、allosteric modulation、palmitoylation、biased signaling、protean agonism、AHH、腎性尿崩症、脱感作、nitrosylation、糖毒性、薬剤性内分泌障害(チロシンキナーゼ阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬など)

連絡先

興味のある方(学外の方、医学分野以外の方も歓迎します)は気軽にご連絡ください。
E-mail: 槙田紀子:norimaki-tky(続けて@umin.ac.jpを入れてください)