腎臓・内分泌内科での専門研修希望・入局希望の方へ

投稿日:2018年7月30日|カテゴリ:info

腎臓・内分泌内科での専門研修希望・入局希望の方へ

東京大学腎臓・内分泌内科では、腎臓・内分泌領域を目指す若手の先生方を幅広く募集しています。
本院腎臓・内分泌内科またはその関連施設での専門研修(後期研修)希望する者および入局希望者は下記をご覧ください。

Ⅰ.東京大学腎臓・内分泌内科の概要

Ⅱ.腎臓・内分泌内科専門研修プログラム

Ⅲ.募集要項(出願方法・期限を含む)

Ⅳ.参考

Ⅴ.リンク


    

Ⅰ.東京大学腎臓・内分泌内科の概要

当科HPに詳述されています。当科は主に腎臓と内分泌疾患、高血圧を主な対象疾患としています。急性期から慢性期を幅広く取り扱い、希少疾患の診療も行います。診療、教育に加え、基礎的研究を含めた幅広い研究活動を展開しています。

I‐1.スタッフ

● 腎臓グループ
  教授1名、講師1名、助教7名
● 内分泌グループ
  講師1名、助教5名

I‐2.週間スケジュール

I‐3.教育的セミナー

火曜日夜のクリニカルカンファレンス、リサーチカンファレンス

I‐4.主たる診療対象疾患

● 腎臓グループ
  急性腎障害、慢性腎不全、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、IgA腎症、ネフローゼ症候群、
  常染色体優性多発性嚢胞腎、各種電解質異常等
● 内分泌グループ
  高血圧、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、甲状腺腫瘍、副甲状腺機能亢進症・低下症、
  尿崩症、不適切ADH分泌症候群、先端巨大症、クッシング症候群、副腎不全、褐色細胞種、
  原発性アルドステロン症、性腺機能不全、カルシウム代謝異常、骨粗鬆症、骨軟化症等

I‐5.研究室

各研究室の研究内容については、当科HPを参照ください。

● 腎臓グループ
  腎分子病態研究グループ、先端腎疾患病態研究グループ、腎生理研究グループ、腎組織研究グループ
● 内分泌グループ
  内分泌・疾患解析制御研究、内分泌・骨ミネラル代謝研究、分子循環代謝病学研究グループ
● 寄付講座
  慢性腎臓病(CKD)病態生理学講座

  

Ⅱ.腎臓・内分泌内科専門研修プログラム

当科では優秀な研究者である以前に優秀な臨床医であることをモットーとすることから、大学院入学前に3年以上の臨床研修を積んでいることが望まれます。大学院では本院内科の規定に沿って、1年目は臨床活動に従事することを前提としています。その後2年目以降は臨床を離れ、研究活動に専念することとなります。本院での専門研修を希望するものは、少なくとも1年以上の一般内科での初期研修を修了していることが望ましいです。

腎臓専攻コース
1.概要

大学院1年目の臨床活動は約10ヶ月の腎臓内科(病棟・コンサルテーション)に加え、血液浄化療法部2ヶ月(血液透析、血漿交換、ICU/CCUでの急性血液浄化療法の取得)からなります。これにより、本院で診る一般腎疾患と血液浄化療法を全てカバーすることができます。大学院2年目以降の研究内容は多岐に渡っていますが、詳細は当科HPの研究室紹介を参照ください。所属研究室は本人と指導教官との話し合いにより決定します。

本院あるいは研修協力病院での腎臓内科専門研修は、主要学会(日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会)の専門医取得も念頭に入れた幅広い臨床経験を積めるように配慮されています。具体的には、疾患や治療法の多様性を学ぶためにも多くの研修施設を回る必要があると考え、1~2年間ずつのローテーションを基本として、あまり学ぶ機会の少ない腹膜透析や腎移植、腎不全外科の研修も取り入れています。このようにして多様な疾患を経験することは、腎臓専門医や透析専門医の認定の条件にもなっており、これまでも高い質の研修を経験することで多くの優秀な臨床医・研究者を輩出しています。また、専門医取得のためにも、研修協力病院及び本院(腎臓コア病棟、腎コンサルト、血液浄化部、腹膜透析)での臨床に従事中に透析医学会、腎臓学会への演題発表を行うように配慮しています。

留学も国内・国外とも一流施設へ行っています。診療科及び所属医師の紹介もあれば、個人で探している場合もあります。資格さえあれば、臨床留学を行うことも可能であり、実際に臨床留学を行った医師もいます。留学のタイミングとしては、多くは大学院修了後ですが、それ以外の時期でも相談により可能です。

2.研修内容

現在本院内科では、1名の患者に対し、主治医(助教)、担当医(非常勤医、大学院生)及び研修医と3名の医者が受け持ちとなっています。いずれのコースでも専門研修中の腎臓・内分泌内科担当医の期間は、病棟で担当医として勤務するのに加え、一部研修医を介さずに助教と2名で専門の患者の受け持ちとなます。また、この間に以下の各種腎検査・手技を担当することにより、腎疾患一般に対する理解を深めることができます。大学院入学後も1年間の臨床活動が求められます。また、大学院入学後も火曜日夕方のカンファランスに出席、担当していただいております。さらに、患者・家族を対象とした慢性腎臓病講座を交代で担当し、患者教育を実践する場を提供します。

・腎臓超音波検査(ドップラー含む)
・腎生検(生検手技・検体処理・組織評価)
・一時的血液透析カテーテル挿入術(内頚・大腿)
・血液透析回路組み立て・管理
・内シャント・グラフト・動脈表在化穿刺・管理・経皮的シャント拡張術・その他トラブルマネージメント
・血液透析カテーテル(一時的、永久的)使用・管理
・腹膜透析カテーテル挿入・使用・管理
・腹膜透析施行(APD装置・無菌接合装置使用含む)
・特殊血液浄化(血漿交換・DFPP・LDL吸着療法など)
・24時間血圧測定・脈波伝搬速度

また、遅くとも専門研修開始時には日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会へ入会し、大学院修了前に各学会専門医の取得を目指します。このためには、学会での発表、論文発表が必要であり、専門研修中には積極的に学会への参加ができるよう配慮しております。

3.指導体制

病棟勤務期間中は、当科腎臓・内分泌専門スタッフが直接の指導にあたります。大学院入学後は、指導教員とともに各研究室のスタッフが臨床及び研究の指導にあたります。

内分泌専攻コース
1.概要

大学院1年目の臨床活動は約1年の内科研修にあたります。これにより、本院で診る一般内分泌疾患を全てカバーすることができます。大学院2年目以降の研究内容は多岐に渡っていますが、詳細は当科HPの研究室紹介を参照ください。所属研究室は本人とスタッフ・指導教官との話し合いで決定します。

本院あるいは研修協力病院での内分泌内科専門研修は、主要学会(日本内科学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会)の専門医取得も念頭に入れた幅広い臨床経験を積めるように配慮されています。このようにして、多様な疾患を経験することは内分泌専門医、糖尿病専門医の認定の条件にもなっており、将来の優秀なclinician scientistの養成をめざしております。また、専門医取得のためにも、研修協力病院及び本院(内分泌コア病棟、内分泌コンサルト)での臨床に従事中に内分泌学会や糖尿病学会(支部会含む)への演題発表を行うように配慮しています。

留学も国内・国外とも一流施設へ行っています。診療科及び所属医師の紹介もあれば、個人で探している場合もあります。留学のタイミングとしては、多くは大学院修了後ですが、それ以外の時期でも相談により可能です。

2.研修内容

現在本院内科では、1名の患者に対し、主治医(助教)、担当医(非常勤医、大学院生)及び研修医と3名の医者が受け持ちとなっています。いずれのコースでも専門研修中の腎臓・内分泌内科担当医の期間は、病棟で担当医として勤務するのに加え、一部研修医を介さずに助教と2名で専門の患者の受け持ちとなます。また、この間に以下の各種内分泌検査を担当することにより、内分泌疾患に対する理解を深めることを目標とします。大学院入学後も火曜日夕方のカンファランスに出席、担当していただいております。

・甲状腺・副甲状腺超音波検査
・甲状腺穿刺吸引細胞診
・骨量測定
・24時間血圧測定
・脈波伝搬速度
・副腎静脈サンプリング
・腎静脈サンプリング
・経皮的腎動脈形成術
・各種内分泌負荷試験

また、遅くとも専門研修開始時には日本内科学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会へ入会し、大学院修了前に日本内科学会認定医、日本内分泌学会専門医、日本糖尿病学会専門医の取得を目指します。このためには、学会での発表、論文発表が必要であり、専門研修中には積極的な学会への参加が望まれます。

3.指導体制

病棟勤務期間中は、当科腎臓・内分泌専門スタッフが直接の指導にあたります。大学院入学後は、指導教員とともに各研究室のスタッフが臨床及び研究の指導にあたります。

  

Ⅲ.募集要項(出願方法・期限を含む)
Ⅲ‐1.出願資格

本年度末に卒後臨床研修制度における2年間の卒後臨床研修を修了予定見込みあるいは既に修了している者。

Ⅲ‐2.出願方法および期限

出願方法: 履歴書(書式はこちら、写真・メールアドレスは必須)と所属上長の推薦状(書式は任意)を下記宛てに送付
宛先: 113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学附属病院 腎臓・内分泌内科
腎臓・内分泌内科医局事務室
    不明な点があれば、 研修担当窓口 recruit.ut-jin-nai@umin.ac.jp  まで

  募集期限:応募に特別な期限はありませんが、9月末までを目途にご応募いただくと後期研修先の決定が比較的スムーズにできることが期待できます。

Ⅲ‐3.選考方法および採否の通知

書類選考および面接
面接日は個別に対応(メールで通知)

  
 

Ⅳ.参考
Ⅳ‐1.当直・兼業

非常勤医の間は月2~3回の当直があります。大学院生の間は当直はありません。
兼業については各種研修協力病院、その他紹介が可能です。

Ⅳ‐2.研修協力病院

● 腎臓

虎の門病院、三井記念病院、日本赤十字社医療センター、公立昭和病院、東京医大八王子医療センター、昭和大学藤が丘病院、NTT東日本関東病院、JCHO東京新宿メディカルセンター、東芝病院、東京逓信病院、河北総合病院、湘南鎌倉総合病院、国保旭中央病院、国立国際医療研究センター、帝京大学医学部附属病院、聖マリアンナ医科大学病院、東海大学医学部付属病院

● 内分泌

虎の門病院、横浜労災病院、公立昭和病院、NTT東日本関東病院、多摩北部医療センター、JCHO東京新宿メディカルセンター

Ⅳ‐3.診療科OBの就職先

● 腎臓

東海大学(教授、准教授)、帝京大学(教授)、杏林大学(教授)、聖マリアンナ医科大学(教授)、東京女子医科大学(准教授)、日本赤十字社医療センター(部長)、三井記念病院(部長)、虎の門病院(部長)、JCHO東京新宿メディカルセンター(部長)、東京逓信病院(部長)、東芝病院(顧問、部長)等

● 内分泌

徳島大学(教授)、群馬大学(教授)、聖マリアンナ医科大学(教授)、帝京大学(教授、准教授)、埼玉医科大学(准教授)、北里大学(准教授)、虎の門病院(部長)、公立昭和病院(部長)、NTT東日本関東病院(部長)、JCHO東京新宿メディカルセンター(部長)、多摩北部医療センター(部長)、日立総合病院等

Ⅳ‐4.留学先

● 腎臓

University of Washington、University of California、San Diego、University of Florida、NIH、Harvard University、State University of New York、Stony Brook、Oregon Health & Science University、Henry Ford Hospital、Georgetown University等
● 内分泌
Massachusetts General Hospital、University of Texas Southwestern Medical Center、University of California、San Francisco、University of Chicago、Melbourne University、Université de Paris等

Ⅳ‐5.専門医取得

●日本腎臓学会の専門医申請資格条件は以下の通りです。
 (1) 会員歴5年以上。
 (2) 認定内科医取得後3年以上。
 (3) 腎臓学会指定研修施設での研修3年以上。
 (4) 所定の腎疾患経験の記録及び要約
   (20症例:必ず急性腎不全、慢性腎不全、尿路感染症、高血圧、先天性腎疾患含む)。

●日本透析医学会の専門医申請資格条件は、以下の通りです。
 (1) 会員歴3年以上
 (2) 認定内科医を有し、臨床経験5年以上。
 (3) 学会指定認定施設あるいは教育関連施設にて通算3年以上の臨床経験。
 (4) 所定の透析関連の臨床経験の記録及び要約
   (18症例:血液透析・腹膜透析・腎移植・血漿交換・急性血液浄化など幅広い経験が必要)。
 (5) 学会出席+業績で30単位

●日本内分泌学会の専門医申請資格条件は、以下の通りです。
 (1) 申請時において、継続3年以上または通算5年以上本学会の会員であること。
   (休会期間は会員歴には含まれません。)
 (2) 申請時において、日本内科学会の認定医または専門医として認められている者。
 (3) 内科認定研修の課程3年間を修了後、申請時までに3年以上、日本内分泌学会認定教育施設に
   おいて内分泌代謝科指導医の指導の下で内分泌代謝疾患の診療に従事している者。
 (4) 内分泌代謝疾患の臨床に関する学会発表、または論文発表が5編以上あり、少なくとも2編は
   筆頭者であること。
 (5) 内分泌代謝疾患相当例以上の入院及び外来の診療経験を有する者。

●日本糖尿病学会の専門医申請資格条件は、以下の通りです。
 (1) 申請時において,連続 3 年以上本学会の会員であること。
 (2) 申請時において、日本内科学会の認定内科医として認定されていること。
 (3) 認定内科医研修の課程を修了後,認定教育施設において 3 年以上の期間にわたって常勤者として
   糖尿病臨床研修を行っていること。
 (4) 業績として糖尿病臨床に関する,筆頭者としての学会発表または論文が 2 編以上あること。
 (5) 研修カリキュラムに定められた症例の経験を有すること。

専門医申請資格は今後変更される可能性がありますので、各学会のHPでもご確認ください。

  

Ⅴ.リンク

・東京大学腎臓・内分泌内科HP  http://www.todai-jinnai.com/
・日本内科学会  http://www.naika.or.jp/
・日本腎臓学会 http://www.jsn.or.jp/
・日本透析医学会  http://www.jsdt.or.jp/
・日本内分泌学会  https://square.umin.ac.jp
・日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/